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執筆者の写真憲太 膳

HATCH&GO2021 3日目!!

HATCH&GO in青島 2021、最終日です。

3日間のプログラムで、ラジオCMとインスタ広告を作りあげるこのプロジェクト。

学生の能力向上を目的にしていますが、それと同時に、実際に作った広告はきちんと流され、クライアントの利益に寄与するものであることが求められます。

つまり「勉強」でありながら、あくまで「練習」ではなく「本番」であり、実践的な学びというものは、このような緊張感から生まれてくるものではないかと考えています。


3日目の今日は、昼までの半日授業。泣いても笑っても、この時間内に、ラジオCMとインスタ広告を仕上げなければなりません。

学生たちの背中にも、悲壮感が滲んでいます(そんなことないか)。

そんな3日目のはじまりは、チェックインを兼ねて、最終日恒例、海岸での声出しトレーニングから。

アナウンサー歴17年、エフエム宮崎営業部の膳さんが、腹式呼吸による発声や、風景の描写、向かい合っての1分トークなど、コミュニケーション力向上に繋がる様々なトレーニングを行いました。

発声練習の後は青島フィッシャーマンズ2Fの会議室に戻り、ラジオCMとインスタ広告の最終調整を行います。

ラジオCMコピーの仕上げをするチーム、インスタ広告の写真を改めて撮りに行くチーム、それぞれに残り時間ギリギリまで知恵を出し合って、作品のブラッシュアップを行いました。

制作タイム、終了~~!!!!

みなさん、お疲れ様でした!!!!


いよいよ各チームが作ったものを発表し講評する最終発表会です。


講師の先生4名以外に、今回はクライアント側として、

青島フィッシャーマンズビーチサイドホステル&スパの石井支配人が審査員として参加。

普段からとっても温厚な石井さんですが、さすがに学生たちは緊張しているようです。

(温泉チーム)

(修学旅行チーム)

(女子会チーム)

(猫チーム)

石井支配人からは、4つの作品に対して非常にありがたい評価の言葉を頂きつつも、「『1泊1980円』ではなく『1泊1980円から」という表現にして欲しい」といったように、クライアント側ならではの具体的な要望やアドバイスを頂くなど、たいへん貴重な機会となりました。


最終発表会を終えて、最後のチェックアウトです。

この3日間を終えた今の心境を、各自振り返ります。

参加した学生の一人で、社会人経験のある松山佳聖くんは、「今回のCM制作を体験してみて、『学生時代はテストで80点ほど取れれば褒めてもらえる。でも社会人は当たり前に100点を取らなければいけない(商品開発などにおいて)』という先輩の言葉を思い出した」と語ってくれました。


様々な制約がある中でも、世に出す以上、いかに100点満点に近づけることができるか?という姿勢とプライドは、とても大切な心持ちです。

それを感じて頂けただけでも、非常に価値のある3日間だったと思います。

学生たちが作ったCMは、この後学生らによるナレーション録りなどを経て、12月中旬頃からエフエム宮崎で1か月間オンエアされる予定です。

インスタ広告も同じタイミングからのスタートを予定しています。


どうぞお楽しみに!!

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